スケート靴の比較(ロングスピード、ショートスピード、ホッケー、フィギュア)

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更新日 2013-05-05 | 作成日 2008-07-21

01top.JPG2009年12月27日

スケート靴比較

02.JPG

一応ロングスピード~ショートスピード~
ホッケー~フィギュアと渡り歩いたので
全ての靴を持ってる。
(珍しいかな?)
全て滑れる、と言ったら格好いいかもしれないが
全て中途半端とも言う(^ ^;)

ということでちょっと靴の比較をしてみた。

03.jpg

ロングスピード。
~小6(~1978年)まで北海道に住んでて
スピードで滑ってました。

写真の靴はその頃父が履いてた靴(形見です)。
今、私も履けます。

ブレード(刃)は直進安定性を出すため長いですね。
ブレード底面は殆ど直線に見えますが
正確には400mトラックのコーナーの曲率
(半径25~35m)と同じ曲線で丸くなってます。

靴の写真は若干斜めになってます。
(後ろに寄りかかってる)

04.jpg

ハーフスピード。
ショートトラック競技用に見えるが
厳密にはロングスピードの室内60×30mリンク練習用です。
室内リンクはロングスピード禁止の所が多いが
これなら大丈夫です。
(ちなみに相模原の銀河アリーナはトゥーガード付ければ
 ロングスピードもOK)
昨年(2008年)スケート再開のマイシューズとして
買いました。

ブレード底面はショートトラックのコーナーの曲率
(半径8~10m位)と同じ曲線で丸くなってます。

05.jpg

ホッケー。
ブレードの全長が極端に短く、小回りが効きます。
(車で言うショートホイールベース)
どんな方向でも自由に滑って楽しそうなので
昨年末買いました。

ブレード底面は中華鍋のように湾曲してて
はっきり言ってスピードの後初めて履いた時は
氷の上に立てなかった。
(前後にすっ倒れそう)
フェンスつかまり滑りから始めました..

エッジもスピード系と較べると
溝付きで鬼のように食い付くので
止まる時も恐かったです。

一応練習したら慣れましたが
強烈に食い付くので
車にセミスリックタイヤを履いた時のように
足回りに負担がきます。
膝の関節に注意。

06.jpg

フィギュア。
フィギュアでくるくるスピンするのも面白そうなので
つい先日買いました。

スピードからホッケーの時よりは
ホッケーからフィギュアは違和感ありません。
後方のブレードはホッケーよりフラットで長く
安定して立ちやすいです。

最大の難所はトゥーピック。
(ブレード先端のギザギザ)
はっきり言って引っかかります。
スピード系は上手な方を見ても
時折ブレード先端を引きずって滑ってますが
それやると恐い思いをします。
まあ滑ってると慣れてきて、逆に使いこなすと
技のレパートリーが増えます。
車のサイドブレーキみたいなもの?(^ ^;)

後は他の靴に較べてかかとが高いですね。

11.jpg

ブレードの厚さ。
ロングスピード。
薄いです。約1.2mm。
溝を掘るとか、そういう厚みではありません。
スピードを出すために、極力氷面との摩擦抵抗を
なくす厚みです。

故に繊細で、よく混雑した室内リンクにありがちな
ガタガタの氷面ではブレードが欠けたり曲がったり
しそうで恐いです。

基本は1回滑ったら毎回研ぐ位の扱いになります。

12.jpg

ショートスピード。
ロングスピードよりは厚く1.5mm位となります。
まあシチュエーション柄トップスピードよりは
耐久性を重視した感はあります。

コーナリングGはひょっとすると
ロングスピードより強くかかるので
(小半径で回るため)
そのためのブレード強化かもしれません。

にしてもホッケー等に較べたら
直線重視に変わりはなく、
スピード系を履いてるうちは
ブレードが氷に付いてるのにくるくる向きが変わる
ホッケーやフィギアの動きが信じられません。

13.jpg

ホッケー。
一気に厚くなり3.3mm位となります。
明らかに耐久性と激しい動き重視でしょう。

どうやらブレードの材質も柔らかい鉄ではなく
固いステンレス製のようですので
エッジもかなり持って、錆びる心配もない印象。

見た目にも耐久性バツグンといった安心感はあり
氷面の状態など気にする必要はありません。
逆に氷を深くえぐっちゃう位の強度。

14.jpg

フィギュア。
実は一番厚く4.3mm位となります。
(ブレードの種類によって若干差はあるのかも)

意外と草食系に見えて実は
ものすごいジャンプして着地したり
ブレードにかかる負担は一番強いのかもしれません。

ホッケーと同様ブレード底面は溝が掘り込まれてます。
当然エッジも効くということ。

21.JPG

ホッケーとフィギアのブレード底面の差。
まずホッケー。
こんな感じ。

22.JPG

次にフィギア。
こうやって見ると刃の着き方が違いますね。
フィギュアの中でもまた形状がいろいろあるようです。

23.JPG

はさんで見るとこんな感じ。
あーピンボケ..
ホッケー。
中央付近は割とフラット。

24.JPG

フィギュアはこんな感じ。
割と均一にRが描かれてますね。

その他ホッケーとフィギュアの違いとしては
靴自体の造りや材質が違うかな。

ホッケー靴は全身カッチンカッチンに固い
カーボンケプラーみたいのでできてます。
たぶんその辺の安全靴より頑丈(^ ^;)
これは試合で蹴られたりスティックで
ぶん殴られたりしても大丈夫にできてるのでしょう。

フィギュアは蹴られることはないと思うので(^ ^;)
全身少し柔軟性のある革製でできてます。
靴底も。
柔軟性あると言っても街中の靴と較べたら
かなり固いです。
そもそも刃が付いてる時点で曲がらないものな(^ ^;)

31.JPG

フィギュアはこのウツボの歯のような
トゥーピックが恐いです..
華麗に見えて、美しい薔薇には棘があるような..

とにかく他のスケートからやってくると
ここに引っかかりまくります。
慣れるしかありません。

32.JPG

フィギュアのブレードの付け根がどうなってるかというと
こんな感じ。

割とネジ2本だけで留まってたりして
これで一応大丈夫なようです。

フィギュアはブレードを交換する場合が多いので
ネジ穴全部開けてしまうのでなく
交換の時のためにとっておくようです。

33.JPG

なにはともあれ
それぞれの滑り方があって
いろいろやってみると面白いです。
(中途半端に首突っ込むのが好きなので^ ^;)

でも今ロングスピード履けって言ったら
もう滑れないかもしれない..
コーナーのクロスステップの時
おもいっきり長い刃引っかかって転倒しそう..

今度機会があったら試してみます














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