GTR125 ベルトの長さが違う事件
2007/05/12


GTR125は、日本ではマイナーな存在であり殆ど走っていない。
故にGTR125用に日本で用意されているパーツというのは皆無といっていい。
但しGTR125は、国内でも正規販売されているシグナスX125の姉妹車である。
フレームやエンジンは基本的に同じであり、
消耗部品や改造パーツは殆ど共用できるだろうと見込んでいた。
事実、社外マフラーはシグナスX用がそのまま装着できた。

今回ドライブベルトを交換することになり、
何の疑いもなくNAPSでシグナスX用のデイトナ強化ベルトを購入してきた。
ミッションケースを開け、ベルトを取り外し、何気にベルトを見て愕然
「・・長さが違う..」

誤差とかそういうレベルでなく、全然短い。
これには参った。
仕方なくGTR125を購入したバイク屋に相談して
台湾ヤマハの純正部品を取り寄せてもらい、入手することができた。
(とりあえず台湾製の部品でも取り寄せられることが今回分かった)

一応ミッション系はシグナスXと何か違うところがあるだろう、
とは思っていた。
なぜならGTR125はシグナスXの大径12インチホイールと違い、小径10インチ。
タイヤ外径も全然違う。
ということはミッションが全く同じギヤ比のままだと、
GTR125の方が全然速度が出ないということになる。
よってGTR125は何かファイナルのギヤ比でも変えてるのか、
と思っていた。
ファイナルギヤは一生ものなので、特殊でも関係ないだろう、
と楽観視していた。
それがベルトだったとは..

短いとハイギヤードになるのか?
はたまたギヤ比には関係ないのか?
真相は定かではないが、
とにかくベルトが短いということは分かった。


左がGTR125純正ベルト、右がシグナスX用デイトナベルト。
デイトナ製は少々長めという噂だが、
少々どころではない差があると思う。








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